Chromeで(いわゆる)スーパーリロードとキャッシュクリアを少しでも楽に行いたい

Chromeで(いわゆる)スーパーリロードとキャッシュクリアを少しでも楽に行いたい

Web開発において、コンテンツをサーバ側にアップロードしたあと、リロードしたにも関わらずブラウザに反映されないことがあります。 キャッシュ設定などを適切に行うべきではありますが、開発途中で調整がまだ出来ていない場合において、 手軽に反映させる方法があることが分かったので、忘れないようにメモしておきます。
Clock Icon2020.08.20

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やりたいこと

Web開発において、コンテンツをサーバ側にアップロードしてリロードしたにも関わらず、ブラウザに反映されないことがあります。 確実に反映させるために、以下の手順を実施していました。

  • ブラウザ(Chrome)のローカルキャッシュをクリア
  • スーパーリロードを実施して、キャッシュ設定状態によらず、サーバからコンテンツをダウンロード
    • Ctrl(macOSの場合 Command) + Shift + R

この手順が少しでも楽にならないかと思い、調べてみました。

環境

  • macOS Catalina 10.15.6
  • Chrome 84.0.4147.125

Chrome デベロッパーツールを使う場合

上記のページの通りなのですが、Chrome デベロッパーツールを開いている時限定で、 ブラウザの再読み込みボタン上で右クリックする(もしくは左クリックし続ける)と現れるメニューから キャッシュの消去とハード再読み込み を選択すると実行されます。

キャッシュの消去とハード再読み込み

Chrome拡張を使う場合

デベロッパーツールを起動していない状態でも実施したい場合は、Chrome 拡張を使うことも出来ます。

追加されたアイコンを左クリックするか、ショートカットの Ctrl + Shift + E を入力すると実行されます。

私の macOS 環境は CtrlCommand に置き換えているため、ショートカットの設定を Command + Shift + E に変更しました。

上記でも更新されない

開発中に、上記の対応でもキャッシュクリアされず、昔のコンテンツが表示されてしまうことがありました。

色々調べた結果、Vue CLI で PWA (Progressive Web Apps) を有効にしたプロジェクトが Cache Storage にキャッシュされたコンテンツを表示するようになっていました。

プロジェクト状況を確認したところ PWA 対応は意図したものでは無かったので、以下のページを参考に差分となるライブラリを削除し、ソースを修正しました。

また、ブラウザ側の対応として、デベロッパーツールの Application - Cache - Cache Storage の該当部分を削除し、Application - Service Workers の該当部分を Unregister しました。

PWAキャッシュクリア

最後に

ちょっとした事ではありますが、開発中に頻発する作業だったので、効率が上がったのが嬉しいです。 同じように悩んでいる方の一助になれば幸いです。

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